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4月24日(土)13時30分より、富山県教育記念館 5階大会議室において、令和3年度の総会を開催いたしました。
昨年度の事業報告や今年度の事業計画について審議、原案通り承認されました。
また、高木会長より新任の役員を紹介されました。
総会終了後は、富山市郷土博物館 主査学芸員 萩原大輔氏による、「富山ゆかりの戦国武将 佐々成政の生涯」の演題で記念講演が行われました。
新型コロナウィルス感染予防に努めての開催となりましたが、大変多くの会員に参加していただきました。
○日 時 | 6月26日(土)14:00~16:00 |
○場 所 | 環日本海交流会館 大会議室 |
○参加者 | 15名 |
■内容 令和3年度に富山ユネスコ協会が実施する事業の紹介
1.弁論大会部会(井沢部会長)
・10月2日(土)にZOOMで実施 審査はZOOMより電気ビルで行う
・国際理解や環境保全、ボランティア、SDGsなどのテーマで発表
2.科学フェスティバル部会(植田部会長)
・9月18日(土)19日(日)にワンダーラボで開催 内容は、ヒュンヒュンこま、タケコプター、光ファイバーでLEDを付ける等を検討中
3.ユネスコスクール部会(水上副会長)
・ユネスコスク-ルへの支援 神通碧小学校と協働による授業づくり
・ユネスコ教室の実施「奥田北小学校で「平和学習」総合的な学習の時間10時間」
4.下草刈り部会(大谷部会長)
・本年度はコロナウイルスの拡散防止のため中止
5.絵画展部会(佐竹さん)
・「第16回絵で伝えよう私の町のたからもの」絵画展 11月にワンダーラボで展示
6.書き損じハガキ回収部会(牧野理事)
・昨年度は学校(119校)各種団体等より16,439枚(換金額877,702円)全国第3位
7.平和の鐘を鳴らそう部会(浅野副会長)
・8月1日(日)に富山県教育記念館で開催。 奥田北小学校の実践をDVDで発表
各部会の実施予定の取り組みについて部会長から詳しく説明され、その後、質疑応答が行われた。本年度の活動について、お互いに理解を深めることができました。
今年は富山県教育記念館5階大会議室をメイン会場とし、楡原上行寺をサブ会場として「ユネスコ平和の鐘を鳴らそう運動」を開催しました。以下は各会場の状況です。
1.富山県教育記念館 5階大会議室(会場責任者:浅野)
◆主 催 | 県ユ連、富山ユ協 |
◆共 催 | 日ユ協連、氷見ユ協、南砺ユ協 |
〇日 時 | 8月1日(木)14時30分~15時30分 |
〇参加者 | 約40名 |
「奥田北小学校でユネスコ学習を行いましたが、子供たちは、地球規模の問題についても、自分たちの今の活動とどのようにつながりがあるのか、見方や考え方を広げています。ご参会の皆様も子どもたちとともに考え、学び、自らの生き方として行動することにユネスコ活動の意味がある」という会長挨拶に続き、来賓の富山県教育委員会 生涯学習・文化財室 吉田学室長様(富山県教育委員会 教育長 荻野佳子様の代理)、富山市教育委員会 宮口克志教育長様よりご挨拶をいただきました。
続いて、奥田北小学校児童による、平和を中心テーマとしたユネスコ学習を行った感想を、ビデオ動画の形で発表しました。国連にある平和の鐘をつくった中川千代治さんの活動や、自分たちがこれまで行ってきた活動が、どのように平和やSDGsに繋がっているのかを考え、「シンクグローバリー、アクトローカリー」(地球規模で考えよう。足元から行動しよう)との言葉の通り、自分たちに出来る活動を実施し、廻りに広げてゆきたいという発表がありました。
その後、参加者全員で「ユネスコ憲章前文」および「わたしの平和宣言」を唱和し、平和を願って、一人ひとり鐘を鳴らしました。 平和の鐘には、会員の中川さんがお孫さんと作った千羽鶴がかけられました。
2.楡原の上行寺(会場責任者 水上)
◆主 催 | 富山ユ協会、神通碧小・楡原中「平和の鐘を鳴らそう」実行委員会 |
◆共 催 | 神通碧小PTA、楡原中PTA、細入北部地区ふるさとづくり推進協議会 |
〇日 時 | 7月31日(土)13時30分~15時30分 |
〇参加者 | 82名 |
地域の人たちの強い要望もあり、コロナ禍であったが2年ぶりの開催となりました。神通碧小学校と楡原中学校の子どもたち25名がボランティアとして受付や消毒・検温、会場設営や後片付け、進行などの運営を担いました。
地元の神通ふれあいバンドによるオープニング演奏で始まり、浅野善弘副会長の開会の挨拶に続き、園龍寺の圓山達行住職より挨拶をいただきました。
その後、高桑幸一美しい富山湾クラブ事務局長が「世界で最も美しい富山湾」と題して講演。富山湾の魅力を紹介し、美しい海を守るためにみんなで協力しよう訴えました。
その後、参加者全員で「ユネスコ憲章前文」と「わたしの平和宣言」を唱和しました。最後に、地元の児童生徒や住民一人ひとりが境内の鐘を突き、世界平和を願いました。
以上 総参加人数:122名
関係各位のご協力ありがとうございました。
(浅野善弘)
〇実施日 | 2021年10月2日(土) |
〇審査会場 | 今年度はオンラインで開催 |
高校生の部は、2校から4名、中学生の部は5校から5名の参加がありました。
中・高校生ともにユネスコの精神や理念を踏まえ、国際理解、持続可能な開発目標(SDGs)などのテーマについて、多様なデータから現状や推移をとらえたり、自分の体験から考えたりしていました。
今、自分は何をすべきなのか、将来どうしたいのか、明快に主張しました。
審査の結果、高校生の部は2年の寺村さん、中学生の部は茶野さんが1位になりました。
高校生の寺村さんは、「もし私が世界の問題を一つだけ解決できる立場にあったら、何を達成し、どのような世界にしたいのか」という演題で、経済格差、教育格差、ジェンダー格差などをなくすために、国連の取組、ユネスコの世界寺子屋運動(日本ユネスコ協会連盟のスタディツアー参加)など、世界にはたくさんのアンサングがいること、将来は、アンサングシンデレラとして、薬の開発を通して命が平等に守られるための力になりたいことを主張しました。
中学生の茶野さんは、五輪モットーに新たに付加されたことをきっかけに、「共に」という演題で、空手での学びを振り返り、真の強さとは、自分を戒め相手を受け入れ敬うこと、自分の力を人のために使うことであると考えるようになってきたこと、共に生きる世の中で一歩踏み出し手を差し伸べる勇気を持ち、自分ができることに挑戦していきたいことを主張しました。
審査の結果はこちらから確認できます。
〇実施日 | 2021年11月13日(土)~14日(日) |
〇会 場 | 北陸電力エネルギー科学館「ワンダー・ラボ」 |
「ユネスコ科学フェスティバル」は当初9月開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症感染防止に配慮して11月に延期し、三密を避けるため人数制限、手指消毒を徹底して行い、「子どもたちの未来のために、今できること」をテーマに開催しました。
ユネスコが提唱する「教育、科学、文化」推進のため2005年から毎年イベントを開催し、今回で16回目となりました。(2020年度はコロナ禍で中止)
今回は富山ユネスコ協会の活動を紹介したパネル展示と、科学工作教室3種類を提供しました。小さな子どもから大人まで楽しめる「ヒュンヒュンごま」や紙コップで作った竹とんぼ「紙コプター」を作りました。
大人も興味を持ってもらえるLEDや光ファイバを使った「LEDイルミネーション」を提供しました。
今回の工作は全てユネスコ会員が講師役で指導しました。元教員や電力グループの技術屋などが頑張りました。
参加した子どもたちや大人の方は科学の楽しさを存分に体験でき、多くの親子連れで賑わいました。
2日間の来場者は787人でした。
◆主 催 | 富山ユネスコ協会 |
◆共 催 | 氷見ユネスコ協会 南砺ユネスコ協会 |
◆後 援
|
日本ユネスコ協会連盟、富山県教育委員会、富山市教育委員会、北日本新聞社、富山新聞社、美しい富山湾クラブ、北日本放送、富山テレビ放送、チューリップテレビ、ケーブルテレビ富山 |
◆協 力 | 北陸電力エネルギー科学館「ワンダー・ラボ」 |
〇実施日 | 2021年11月12日(金)~14日(日) |
〇会 場 | 北陸電力エネルギー科学館「ワンダー・ラボ」 |
16回目を迎え、県内の小中学校から570点(小学校19校から306点、中学校23校から264点)の応募がありました。
最高賞の日本ユネスコ協会連盟会長賞には、梶川さん(中学3年)の作品「旧伏木銀行」が選ばれ、117点の作品が入賞しました。
会期終了後の11月18日(金)~28日(日)には、会場を射水市小杉展示館に移し、展示紹介しました。新型コロナウイルス感染防止に考慮し、表彰式は実施しませんでした。
○日 時 | 11月27日(土)14:00~16:00 |
○会 場 | 環日本海交流会館 大会議室 |
○参加者 | 16名 |
■講演
○ 演 題 | 「義仲と巴」 |
○ 講 師 | 義仲・巴ら勇士を讃える会 全国副会長 得能 康生 様 (全国民生委員児童委員連合会長) |
■講演内容
1.渋沢栄一は初代全日本方面委員連盟(現全国民生委員児童委員連合会)の初代会長として、救貧活動に尽力した。
2.木曽義仲は、倶利伽羅峠の戦いで世に出る。
3.巴御前は、木曽義仲に仕えた女武将として平家物語にも登場する。
4.巴御前は、絶世の美女、一騎当千の女武者、知勇優れた武将。義仲への忠誠を貫き、後に出家し91歳で南砺郡石黒(現福光町)の地で臨終。近世の怪物と言われたが、今は女性の憧れであり、日本史上最強の女性である。
5.巴御前時代と現代は相通じる。女性の立場から共に語り合い重要事項について話し合う等、自立して社会進出する現代の女性像と重なる。
6.巴御前の顕彰活動…巴松二世贈呈活動 巴女在住証明書(南砺市発行) 大河ドラマ誘致 来年度大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に義仲と巴が登場 等
中世に生きた義仲と巴御前の生涯や生き様など興味深い内容を分かりやすく楽しく話していただいた。
巴御前を通して、現代の女性の生き方を見直すきっかけになった。
講演後、「書きそんじハガキ回収キャンペーンキックオフ」について説明を受ける。本年度も、世界寺子屋の運動の充実のために協力することを確認した。
〇日時 | 11月27日(土)9:00~11:00 |
〇日時 | 富山市立呉羽小学校校長 深井美和 |
〇テーマ | 「関心をもって行動する~SDGsと世界寺子屋運動」 |
オンラインによる「ユネスコ教室」を開催しました。
県内ユネスコスクールに案内したところ、6名の小学生と3名の中学生が参加しました。講師は、本会の会員で富山市立呉羽小学校の深井美和校長です。
世界寺子屋運動についての説明を聞いた後は、グループに分かれて「世界で学校にいけない子どもが1億2,100万人、15歳以上の非識字者が7億3,000万人もいることに驚いた」といった感想を紹介し合っていました。
書きそんじハガキ回収を呼び掛けるポスターのキャッチフレーズを考え、リーフレット作りをしました。短時間でしたが、富山国際大学の学生がファシリテーター、記録係を務め、一人一人の子どもの試作をつくりあげました。最後は、全員で試作したリーフレットを見合う場がありました。
小学生の感想の中には、「話を聞くだけではなく、そのことを実際に活動したり交流できたりしたことがとても楽しい。」というのがありました。
富山大学の成瀬喜則教授からは、「子どもたちが意欲的に意見を述べ、他の意見を聞き合っていく様子に感心したこと、学生スタッフが見事に子どもたちの意見を広げ深めていたことに感心させられたこと」などの感想を交えて講評していただきました。
この「ユネスコ教室」は、子どもたちにとってもスタッフの学生(教員志望)にとっても、協働してユネスコ活動の一端を学ぶ良い機会になっていると確信しています。
【協力要請先】
県下(氷見市、南砺市を除く)の各学校
小学校(84校)、中学校(25校)、高等学校(6校)、特別支援学校(4校)
北陸電力グループ、北陸電力労働組合、法人会員等
【回収枚数】18,525 枚(金額換算 1,083,432円)
【支援先】カンボジア、アフガニスタン、ネパール世界寺子屋プロジェクト他(日本ユネスコ協会連盟へ送付)
今年も多くの皆様からご協力をいただき、ありがとうございました。
【至近年の回収実績】
年度 |
回収枚数 (枚) |
換算金額 (円) |
令和3年度 | 18,525 | 1,083,432 |
令和2年度 | 16,439 | 877,702 |
令和元年度 | 21,857 | 1,146,762 |
平成30年度 | 20,480 | 1,025,369 |
平成29年度 | 25,566 | 1,193,519 |
平成28年度 | 29,872 | 1,378,368 |
平成27年度 | 30,736 | 1,405,410 |
平成26年度 | 30,351 | 1,381,573 |
平成25年度 | 28,348 | 1,278,640 |
平成24年度 | 26,783 | 1,199,361 |
平成23年度 | 26,035 | 1,162,900 |
平成22年度 | 23,187 | 1,038,933 |
平成21年度 | 27,885 | 1,252,294 |
平成20年度 | 36,339 | 1,629,589 |
平成19年度 | 33,031 | 1,484,941 |
平成18年度 | 44,306 | 1,993,791 |
平成17年度 | 30,086 | 1,353,870 |
このキャンペーンは、平成2年(1990年)からスタートしていますが、途中中断して平成16年(2004年)より再開しました。